ぽーにょぽーにょぽにょ、ぎょじんのぽーにょ。

新しいブログだよー。
七夕の笹飾りが窓辺で揺れております７月のはじめ、私が１年と４ヶ月間人生を捧げたモデル事務所Applauseを辞めました。
色々貴重な体験をさせて頂いたし、この事務所に入っていなければ今の私はありませんでした。

私のような人間を、嘘でも「売っていくから」と言って頂けただけでも感謝の極みでいっぱいです。
ウォーキングのレッスン、楽しくて毎晩帰っては繰り返し練習しました。
スニーカーのくせにウォーキングしながらバイトまで行ったこともあります。捻挫ですか？と聞かれた心優しいおばあさんもいらっしゃいました。
凄く嬉しくて、とにかくモデルになりたくて、台風が直撃した日も懲りずにジョギングして翌々日まで耳に膜が張った状態に陥っていたのも良い思い出です。

「博季ちゃんはバカだけど、本当は頭が良いんだよ。バカだけど、天才肌なんだよ、きっと。バカだけど」
レッスン中に仰ったお褒めのお言葉も一字一句覚えております。
バカだけど、この言葉だけははっきりと覚えております。バカだけど、ね。バカだけどね。

特に辞表を提出した瞬間は、記憶に新しいです。
本当に最新の記憶なので当たり前ですが。

注文もしないままスタバの外のテーブルで辞表を提出と言う、スタバの店員史上超気まずい雰囲気を作り出しての告白でした。
お客さんが少なかったのは幸いですが、私たちが客避けになっていたのかと突っ込まれれば、これ以上ボケることもできません。
スタバの店員さん、ごめんなさい。

並な言葉ながら、感謝の気持ちを並べ爽やかにその場を去る、というのが私の理想だったのですが、どうも私の粘っこい性格がその場にしがみつき、ついには色々と辞める理由を述べることになりました。
売り言葉に買い言葉な私と社長ですから、需要と供給と言うか、火に油をかけ合うみたいな最悪な循環を繰り返し、結局後味の悪い最後となりました。
ぶっちゃけ本音を言うと、畜生、ハゲろよあのオッサンめ、一晩かけて練習しまくった辞表を「こんなの建て前、いらん」とか言って突き返しやがって、ミュージカル親父め、ゲゲゲの鬼太郎に出演して退治されろ、アンパンマンよ彼を殴れ、神様よ人間の犯した罪に一滴のオアシスを、などなど色々と恨みつらみもありますが、今となっては良い思い出です。

そして、色々と相談に乗ってくれたり、フォローしてくれたり、最後まで迷惑をかけたのに嫌な顔一つせず「今まで本当に本当にありがとう」と言ってくれた千絵さんと詩織ちゃんには感謝通り越して崇拝してます。
じゃなくて、本当に、本当にありがとう。

さて、これから本当にどうしようかな。
どこへ行こうかな。